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2012年5月 5日 (土)

多重露出を用いたソフトフォーカスについて

20120505__00
 既知の手法の為、今更何言ってるの感がありますが。。。
  
 
 

 自分の撮影は、くっきりはっきりな硬質な感じを嗜好する傾向があるのですが、
偶にはソフトフォーカスな、ふわっとしたのも良いかなぁと思っていました。

ですが、以下の事から今まで手を出せずに。。。(^^;
 ・ソフトフィルター持ってません
 ・当然ながらソフトレンズ持ってません
 ・カメラ本体の出力フォーマットがRAWだと内蔵フィルターが使えません
 ・角型の透明フィルターにリップクリーム等を塗って任意のソフトフォーカスを
  起こせる事は知ってますが、後始末がメドイなぁ
 ・附属の現像ソフトにソフトフォーカスを後からかける機能が無い

。。。先日、いつもどおりに何もヤル気が起こらない無気力状態に襲われて居た時に
 ・露光中にフォーカス変えれば、ピントの芯を残しつつ輪郭周辺にボケがつくじゃん
   ↓
 ・うちのカメラに確か多重露出の機能、あった気がするなと
   ↓
 ・ちょっと試してみるか と言った思考の流れから、ちょっと実践してみた次第。
(後々、調べてみたら、当然ですが、既知の確立された手法でした。。。
と言う訳で、同じようなモノグサな理由で躊躇していた人向け情報って事で(^^;)

まずは、普通に撮影したもの
20120505__01

続いて、9回多重露出したもの
20120505__02
9回実施の内訳は、以下の通り
 ・通常撮影x3
 ・露出を1段マイナス
 ・露出を1/3段プラス
 ・ピントを通常より7cm及び14cmくらい望遠側にずらす
  (一応、距離指標にマスキングテープ張って、印を付けた位置からの移動量を観て
  そのくらいずれているかな?と言った感覚的なものです(^^;)
 ・同じく広角側にずらす

デジカメでは、複数回の露出を均一化する工程があると思われるので、
この辺の操作の調整量によって、ソフト具合が変わると思います。
そんなわけでもっと派手にボヤカシたい場合は、フォーカスの移動量を増やせばOKかと。
 
 
追記:一番最初の画像は、9回多重露出した物を附属現像ソフトで調整したものです。
その調整パラの一部を以下に晒しておきます。
20120505__p01
20120505__p02
20120505__p03
 
撮影:Pentax K-7 + Sigma MACRO 50mm F2.8 EX DG
現像:Pentax Digital Camera Utility 4


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